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GridBeyond、日本法人のマネージング・ディレクターに、伊藤 篤を任命
東京 – 2025年8月21日 – 電力使用の最適化や分散型エネルギーリソースの管理など、エネルギーの柔軟性を有する資源や設備のマネージメントを行う、GridBeyond(本社:アイルランド・ダブリン、CEO:マイケル・フェラン)は、日本法人の電力市場制度・戦略企画マネージャー(Market Strategy & Regulatory Manager)とし荻野 誠也を新たに任命したことをお知らせいたします。

日本の電力市場改革が始まってから10年以上が経過し、その間、新たな市場制度の枠組みが制定され、新しい電力市場が創設されました。これらの市場制度改革は、日本の電力市場をより開かれたものとし、効率性と合理性を高める一方で、市場参加者においては、市場制度を正しく理解し、ルールに沿った適切な運用を行うことが求められます。また日本の電力市場は今後も引き続き制度改革が予定されており、それらの方向性をいち早く捉え、将来の事業戦略と取引先様へのより最適な提案をタイムリーに行うことが重要です。
それゆえ、今般、GridBeyondの日本法人に電力市場制度・戦略企画マネージャーを新たに任命した意義はとても大きいと言えます。日本の電力市場制度と国の政策決定プロセスにおける知見と実務経験、また8年間に及ぶエネルギー業界での実務経験をもつ荻野氏は、この役割を担う最適な人材であり、荻野氏がチームに加わることで、GridBeyondの今後の事業戦略と顧客向け提案の立案はより確かで価値あるものとなります。
荻野氏は着任にあたり、以下の抱負を述べています。「グローバルマーケットは、これまで以上に変化の幅とスピードが速まり、予見が困難な出来事も頻発しています。日本もその影響を避けることはできません。斯様な中においても、市場の方向性を冷静に見極め、よりアジャイルに対応することでリスクをチャンスに変えることができるでしょう。顧客の価値を最大化する戦略を生み出し、GridBeyondの先進的なソリューションを駆使することで、これを実現して参ります。」
「荻野氏はエネルギー市場に幅広い視野を持つと同時に、それぞれの市場制度の変遷や現行制度の詳細についても熟知しており、まさにマクロとミクロ両面から合理性のある分析と提言を行うことができる、日本の事業戦略立案に欠くことのできない人材です。今後、弊社の成長をより確かなものにすることができるでしょう。」とManaging Directorである伊藤 篤は述べています。
荻野 誠也のプロフィール
東京大学大学院を卒業後、エネルギーセクターのJOGMEC, EQUINORでEngineering, Regulatory等に従事。その後McKinsey & Companyにおいて国のエネルギー基本計画の策定にコンサルティングファームの主要なメンバーの一人として一躍を担う。 日本の電力市場制度、ならびに海外主要諸国の制度にも知見を有し、エネルギー市場の将来を見据えた事業戦略の策定をリードします。